さらざんまい 簡易年表

 幾原監督の『さらざんまい』が放映中ですね! 私は『輪るピングドラム』も『ユリ熊嵐』もリアルタイム視聴はしていませんでした。そんな私にとって幾原監督作品のリアルタイム視聴は『少女革命ウテナ』以来です。しかも、録画ではなく(もちろん録画もしています)深夜に! 本当にリアルタイムで! 翌日の仕事があるのに深夜にTVの前に体育座りで待機して観ています。

 そんな『さらざんまい』ですが、現在(2019/05/18)六話目まで終了して、作中時系列がちょっと複雑というか、考察していて時系列で混乱しそうになるので、簡単にまとめてみました。考察の参考にどうぞ。

 情報源は、アニメ、小説、公式ページなどです。当然のようにネタバレしています。ちなみに私は小説は『観てから読む派』なので、TV放映が終わっている五話目まで読了しています。

 間違い指摘大歓迎です。今後、物語が進んでいく中で気が向いたら追加していきます。

東日本大震災
基準値(西暦)一希燕太春河玲央真武その他
1890年11月11日浅草凌雲閣開業
凌雲閣跡地は花屋敷そば
1923年9月1日カッパ王国歴333年
玲央と真武がケッピを見つける
ケッピの欲望が割れる
関東大震災
凌雲閣火災、8階部分より上が崩壊
2002年4月20日 誕生誕生誕生
一希の物心がつく前父が事故死
それにより母が神経衰弱
父方の叔父(弟)夫婦に引き取られる
2007/05/205歳
三社祭の日に親子4人で蕎麦打ちの写真を撮る
2007/05/21蕎麦久開店
2007年12月Twitter開始
一希5歳の初春
おそらく2008年1月
弟ができる矢逆家に誕生する
2008年3月Twitterの更新が途絶える
2008年7月とうきょう
スカイツリー
7月14日 着工
2011年3月11日
一希10歳
2012年
祖父が亡くなる
サッカーを始める
海外から浅草の祖母の家にやってくる
一希とサッカーを始める
両親が亡くなる
冬 鴎殺害
誓と離ればなれになる
浅草を離れる
公園で一希と「はじめから おわりまで まあるい 円でつながっている」話をするとうきょう
スカイツリー
2月29日 竣工
一希13歳
中学二年生になる直前
2016年3月
実母が会いに来る
サッカー部を休部
サラになり始める
一希を追いかけて事故に遭う
車椅子生活へ
2015年花屋敷Beeタワー運転停止
2016年7月浅草観音温泉 閉店
一希14歳
作中1話目
2016年7月(※)
サッカー部を退部
河童になる
河童になる河童になる小説では小学四年生となっているが
おそらく三年生の間違い
2016年9月花屋敷Beeタワー解体
2018年2月浅草観音温泉 解体

※アニメの悠の写真(2007.5.20)と年齢の兼ね合いから2016年としましたが、アニメの河童カレンダーの曜日を見ると2019年の曜日配列になっています。

 個人的には主役三人と玲央真武の「幸せな記憶」としての「2007年~2008年3月」と「不幸の始まり」としての「2012年」が、東京スカイツリーの着工(2008年7月)と竣工(2012年2月)に重なっているのが気になります。

 カワウソイヤの背景の骨組みはスカイツリーっぽいし、欲望フィールドの吾妻橋でもカパゾンビはスカイツリー側から雷門側へと侵略してきます。OPのタイトル表示でも ど真ん中に出ているし、なんかあるんだろうなぁ。


 これどういうことだろう?

6話の判定シーン

下部拡大

 ケッピの割れた欲望が黒ケッピ? 玲央真武のカワウソイヤァの背景で現れるのは黒ケッピの目なんだろうか?

 一希たち三人と一緒にいるのは白ケッピなのか?

 ケッピは愛と欲望の狭間にいる(4話アサクササラテレビの字幕)らしいので、白ケッピが愛で、黒ケッピが欲望を象徴しているのか。

2019/05/11
最終更新 

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